5月の連休中に前回のブログのお宅と、こちらのお宅の花壇づくりをさせていただきました。こちらのお宅はドイツハウスの雰囲気に合うように、玄関の階段に使われている鉄平石に合わせ、花壇の縁取りも諏訪徹平石を使いました。お家まで上り坂を登って行くアプローチで花壇が見えるように玄関の左側に花壇をデザインしました。
冬、雪が積もっている状態の時に確認に行くと、鹿の糞がたくさんあり、足跡がちょうど花壇を作ろうと思っているところを横断していました!?鹿除けは作らない方向で、冬の寒さに強く、さらに鹿が嫌う香りの強いハーブやデルフィニウムなどで植栽を考えました。
花壇を作ると、せっかく植えた植物がすぐに鹿に食べられてしまう可能性を考え、やはり鹿柵を作ることに。力持ちな私たちではなく、滞在中に奥様でも簡単に、気軽に取り外しができるように工夫をし、鹿柵を付けているときでも景観を崩すことが無いように配慮しました。
施工前
ウィンドウボックスの真っ赤なゼラニウムが遠くからでも目をひき、お家の雰囲気にぴったりで素敵です。冬の間は暖かいお家で大切に育ててもらい、夏の間だけ涼しいお家に連れてこられる幸せなゼラニウムたちです。
花壇にササの根が入ってこないように仕切りを入れ、鉄平石の基礎づくり。
ハーブ中心の植栽。
鹿除け。
取り外しが簡単なように工夫をしました。
今回花壇を作ったことでお家が完成したような気がするとまで喜んでくださり本当にありがたかったです。今後も花壇のメンテナンスをさせていただきます。